防塵服の使い道やその効果はどのようなものかをご紹介

世の中には見えないホコリやゴミが沢山あり、それらは人体にもどうしても付着してしまいがちなものです。小さなホコリの付着すら許されないものを扱うときにこれらは仇となってしまいます。そのためにも開発されている防塵服、この使い道や効果をご紹介いたします。

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防塵服

現場に適した防塵服とは?

クリーンウェア、つまり防塵服はクリーンルームという空気中における微生物や微小粒子までも限定され、徹底的に管理された部屋で着用するものとなっています。
扱うものは小さなホコリが付着しても影響がでてしまうような半導体や、また細菌の繁殖などそういった作業を行うための環境であり、小さなホコリも入らないようにする工夫が凝らされています。
通常、日常生活ではホコリやチリは当然のようにでるもので、どうしてもそういった環境ではできない作業もでてしまいます。
しかしそういった環境下ばかりではデリケートな作業ができないもの、その為にも開発されたのがクリーンルームです。
ホコリやチリはどういった経緯で入ってくるのか、という点を考えるとやはり一番の原因は人間自身だと言われています。
日常生活を送る上でどうしてもこれら空気中のホコリなどは人体に付着してしまうのはが当たり前、そして汗をかいたり呼吸をしたり、そういった反応一つでどうしてもホコリやチリを室内に持ち込んでしまいます。
もちろん目に見えるホコリやチリなら自分で除去できますがクリーンルームはそういった目に見えるホコリだけではなく微粒子レベルのゴミや細菌など、そういったものも限定、管理されている環境となっています。
微粒子は決して肉眼で確認できるものではなく、大きさで言うとシャーペン芯の細さの100分の1となっており、それらはいくらクリーンルームの完璧な設備でも除去しきれないものとなっているので更に工夫を凝らされ、限界までそれらの除去を可能にしています。
そのために利用されているのがエアシャワーなどですが、メインとなるのがクリーンウェア、防塵服です。
この防塵服は扱うものによってどういった衣服になるかは変わりますが、目的は全て同じでクリーンルーム内にゴミを持ち込まない事、そのために手袋、マスク、ゴーグルなどを着用して、そしてエアシャワーで防塵服自体のゴミを飛ばし入室します。
作業員はクリーンルームに入る前にしっかり入浴するなどはほぼできません、そのため、もともと付着しているゴミをクリーンルーム内に持ち込まないように防塵服でしっかりと覆う、という形になります。
利用した後また洗って使える防塵服もあれば、使い捨てのものもありますので作業頻度や作業するものによってそれらを使い分けることでクリーンルーム内での作業が可能となります。
クリーンウェアはつなぎ、実験衣などの形がありますが、どちらにしてもしっかりと人体を覆い、衛生面をしっかりと管理できるよう配慮された衣服であるというのが大前提です。
更にしっかり防塵したい場合は腕カバーも着用し、よりゴミや細菌がクリーンルーム内に入らないようにする、そういった工夫もできます。
他にも微細異物除去ツールや、静電気帽子アイテムなどもありますが、これらもクリーンウェアを使用の上使われるもの、クリーンルームに入る際に必要不可欠なのがクリーンウェアです。
アトム興産ではこれら防塵服を業界問わずご用意しており、利用される現場問わず適した防塵服をご用意しています。

防塵服とクリーンルーム用品

クリーンルームは業界問わず様々な現場に設置されており、ホコリの付着が一切許されない半導体の製造や細菌の繁殖の現場など、デリケートな作業を行う部屋として利用されています。
クリーンルーム自体清掃しやすい環境など、しっかり衛生面を管理されている環境で、空気清浄も適切、そして他にも温度、湿度、室圧に至るまで一定に保持されており、外の環境とは完全に隔絶された環境ともいえます。
そのため外から入室する際にはゴミや細菌を持ち込まないように最大限配慮する必要があり、利用されるのが防塵服となっています。
防塵服は人体に付着したゴミや細菌をクリーンルーム内に持ち込まないような配慮が最大限されたものであり、形状は研究衣、つなぎなどしっかり人体を覆うことができるものとなっています。
またほかにも帽子、ゴーグル、手袋、靴、腕カバーなど更にしっかりと覆えるアイテムも用意されており、微細異物除去ツールなども利用して更に衛生面に気を遣えます。
クリーンルームで扱われるものはどれもデリケートなものばかりで、少しのゴミも細菌の侵入も許されない場合があるものもあります。
そこでそういったデリケートな作業をするために、入室時に、人体に付着したゴミや細菌を持ち込んでしまってはクリーンルームの意味がありません。
もちろんエアシャワーで細かいゴミや細菌を飛ばすこともできますがそれだけでは取り切れない為防塵服を着用した上でエアシャワーを利用します。
こうして衛生面や、クリーンルームの環境維持のために必要な防塵服、必要に応じた形状のものがたくさんあります。
またクリーンルームはさまざまな業界にあるもので、その業界、また扱うものによって全く必要な防塵服が変わることも少なくはなく、幅広い形状の防塵服をアトム興産では取り扱いを行っています。
また防塵服だけではなく微細ゴミ取りや静電気防止アイテムなど、更に作業効率の向上、不良低減に役立つ道具も購入できますので、よりクリーンルームでの作業を快適にできます。

環境によってクリーンウェア(防塵服・無塵服)と関連アイテムを選ぶ

クリーンルームは管理を徹底すべき空間であり、そこはしっかりと清潔に、そして温度、湿度、室圧も一定に管理すべき空間となっています。
中が暑くて作業員が汗をかいてしまうような環境でも効率は下がり、尚且つ作業効率も落ちます。
そのため作業の内容や作業員に合わせてさまざまな状態にクリーンルーム内は調整されており、業界によってもクリーンルーム内の環境はさまざまとなっています。
また作業内容によって、管理体制によって防塵服の種類も異なる為それに適した防塵服を用意する必要があります。
靴一つにしてもオーバーシューズ、ショートシューズ、普通の靴の形状のものもあり、また袖などが開かないように更に保護された腕カバーやオーバーソックスなどもあります。
防塵服自体もワンピース、ツーピース、実験衣、そしてそれら付属してエプロンをしようすることもあります。
作業の効率化を行う為に作業内容に合わせてこれら防塵服選びはとても大切です。
また作業の内容によっては一回一回使い捨てができる防塵服を着用するのが望ましい場合もあり、その場合は安価な簡易式の防塵服も販売されているのでそれを着用すると作業の効率化につながります。
業界、現場によって欲しい防塵服は異なりますが、アトム興産では幅広く業界に対応した防塵服と、クリーンルーム用品を専門的に販売しており、クリーンリームでの作業において必要なグッズを各種販売しております。
防塵服の種類も豊富で形状も様々、洗って使っていただけるものも使い捨てのものもあり静電気防止加工を施されているものもありますのでより作業をしやすい防塵服をご用意しております。
クリーンルームのレベルもさまざまで、ハイレベルなクリーンルームを利用するための防塵服も扱っています。
また防塵服は勿論、微細異物除去アイテムや粘着マット、中には顕微鏡レベルの小さなゴミをとるアイテムも販売しているので防塵服購入の際にあわせて購入できます。